「こうべりさん」展 8月4日〜8月16日(2015)
〜土佐和紙と土佐漆喰による新しい張り子たち〜
忘れられてゆく土佐のわらべ唄をモチーフに張り子の招き猫を作りました。 土佐和紙と土佐漆喰の出会いから生まれた新しい張り子たちも展示します。 |
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「素朴な干支」展2013 12月8日〜1月20日(2013)
〜宝珠へびと土佐しっくいのOBJE〜
雁皮干支張り子と土佐しっくいのOBJEの展示です。 土佐しっくいと和紙や木などを組み合わせたいろんな OBJEを展示いたします。 昔から(土佐しっくい)と(雁皮紙)の素材感に強く惹かれていました。 (水曜定休日) |
「龍」展 1月3日〜1月17日(2012)
草流舎で制作した干支張り子と幕末の絵師・絵金(弘瀬洞意)の描いた昇竜図など さまざまな「龍」に関わる文物を展示致します。 新しい年が「龍」の力強くやさしい息吹にみつることを願っています。 (水曜定休日) |
干支の郷土玩具09」展 1月10日〜1月31日(2010)
それぞれのふるさとに伝わる寅たちの素朴な表情
郷土玩具収集研究家・山崎茂さんが 昭和60年から平成12年まで18年間にわたって 「高知市民図書館」で開催され、新春の恒例展になっていた 「干支の郷土玩具展」を草流舎で引き継ぎ、 5年目の展開です。全国各地に伝わる 「寅」の郷土玩具約60点を展示致します。 (水曜定休日) |
写真展 「義天玄承の風景」 11/20〜12/15
義天玄承は何を伝え、何を守ろうとしたのか。 言葉にすれば消えてしまうもの、文字にすれば儚くなるもの、 気配をなくし、大地虚空に溶け入ったものこそが、 時間と風景の中に凛と存在するのか・・・・。 龍安寺本堂の北、小さな自然石が義天玄承の墓である。 京都・龍安寺職員らの撮影による、内から見た龍安寺の光景と 義天玄承の足跡のある風景を辿ります。 (協力:龍安寺) |
干支の郷土玩具09」展 12月7日〜1月17日(2009)
それぞれのふるさとに伝わる丑たちの素朴な表情
郷土玩具収集研究家・山崎茂さんが 昭和60年から平成12年まで18年間にわたって 「高知市民図書館」で開催され、新春の恒例展になっていた 「干支の郷土玩具展」を草流舎で引き継ぎ、 5年目の展開です。全国各地に伝わる 「丑」の郷土玩具約85点を展示致します。 (水曜木曜定休日、年末年始12/29〜1/2お休みです。) |
くらしと歴史の中の版画「引き札の輝き」展 3月20日〜4月20日(2008)
明治、大正と木版や石版で摺られた「引き札」は、 商店の営みと人々の暮らしの中の「生きた版画」でした。 今日のポスターや、チラシ、宣伝パンフレットにつながり、 広告の歴史の中でも、興味深く重要なものと云われています。 色鮮やかで大胆な構図の「引き札」には、 時を超える輝きがあり、今でも新鮮な美しさと発見があります。 「引き札」約50点の他、郷土に関わる 貴重な史料数点をあわせて展示致します。 |
「干支の郷土玩具と三春張り子の名品」展 12月14日〜1月20日(2008)
それぞれのふるさとに伝わるねずみたちの素朴な表情
郷土玩具収集研究家・山崎茂さんが 昭和60年から平成12年まで18年間にわたって 「高知市民図書館」で開催され、新春の恒例展になっていた 「干支の郷土玩具展」を草流舎で引き継ぎ、 4年目の展開です。全国各地に伝わる 「ねずみ」の郷土玩具約70点を展示致します。 今回は、山崎さんが特に情熱を込め、数十年に渡り収集された 最も完成度の高い郷土玩具と云われる「三春張り子」の 名品の数々40数点を同時に展示致します。 高知では初めての公開展示になります。 |
「紙と住む」展 9月27日〜10月3日(2007) ・・・紙に包まれて住む 坂本直昭作品展・・・
「紙と住む」というテーマで、昨年に続き 坂本直昭さんの作品展を展開いたします。 ご高覧下さいませ。 尚、作家は、9/27〜9/29の間、在店いたしております。 |
「りぐり山茶の歩み」展 3月3日〜3月19日(2007) ・・・山里に育まれ伝えられたもののなつかしくたしかな香り・・・
江戸時代、いの町・吾北の「樅木山の青茶」は、土佐四大銘茶として 全国に知られていたそうです。 もっと昔、室町時代、五台山・吸江寺の茶園があったといわれています。 名僧・夢窓疎石とゆかりの深い瑞泉寺(鎌倉)を偲ばす瑞泉庵堂が 樅木山・仏堂に今も残ります。 もっともっと昔、奈良時代、日比原・清水は、行基菩薩の伝承を伝え、 霊水と関わる古い観音信仰の気配を残します。 吾北の山のお茶には空と水と岩と時間の必然があるように思います。 そんな風土と時空にやさしく後押しされながら、 山野に残る在来茶を選抜して「りぐり山茶」が出来ました。 今井小藍筆の貴重な茶摘みの屏風絵の他、吾北地区の なつかしい写真やお茶に関する文物など展示致します。 |
「干支の郷土玩具」展 12月8日〜1月16日(2007) それぞれのふるさとに伝わる亥たちの素朴な表情
昨年に続いての草流舎での開催。全国各地の「亥」の 郷土玩具・50点の展示です。 通算22回目の展示、草流舎での開催は4回目です。 |
紙展「紙郷回帰」坂本直昭作品展 4月1日〜4月9日(2006)
縁は巡り、 土佐の天日の下に生まれた紙々が、 不肖なる私と二十数年の旅をして、 この紙の家に帰ってくる。 高知で初めての個展、 父の命日に開かせていただく。 坂本直昭 大正の始めに紙の商家として建てられた古い家に生まれ育ちました。 紙の街として栄えたこの町には、多くの木造の古い紙の商家が ありましたが、今は殆ど取り壊され、数えるほどです。 時間は、一方向に流れるばかりのものと思っていましたが、 今、この家に帰り住み、一人小部屋でボンヤリしていると、 時間はユラユラ揺れているように思えることがあります。 夫の旧友・坂本直昭さんの作品展を開催できることは、 不思議なおもいです。 「紙は平和だ。」という直昭さんの言葉があります。 この家の持つ「時間」の縁で、最後まで守り続けてこられた 純粋な土佐手漉き和紙が帰ってくることをたいへん嬉しく思います。 店主 敬白 |
「干支の郷土玩具」展 1月3日〜1月15日(2006) それぞれのふるさとに伝わる戌たちの素朴な表情
昨年に続いての草流舎での開催。全国各地の「戌」の 郷土玩具・120点の展示です。 |
「干支の郷土玩具」展 1月3日〜1月31日(2005) それぞれのふるさとに伝わる酉たちの素朴な表情
郷土玩具収集研究家・山崎茂さんが 昭和60年から平成12年まで18年間にわたって「高知市民図書館」 で開催され、新春の恒例展になっていた「干支の郷土玩具展」を 草流舎で再開させていただくことになりました。 |
田辺寿男の民俗写真「ぼくの村は山をおりた」AGAIN展 10月1日〜10月31日
山に棲む動物は何となく違っている。動物の方がリードして 子供を遊びに誘い入れている感じがある・・・田辺寿男写真集より |
こころに残る写真展がありました。 田辺寿男さんの作品をもう一度みたいと思いました。 山の荒廃が語られて、もう長い年月がたちます。 いま、山に帰りたい人がいます。 わずかですが山に帰る人がいます。 田辺寿男さんが、レンズを通して定着した「思い」に いま、この時代に、もう一度ふれたいとおもいました。 追記 「ぼくの村は山をおりた」展は、2001年、、高知県立 歴史民俗資料館の企画展として開催されました。 S44年〜48年、高度成長期、高知県東部の山村の 平野部への集団移転する様子を撮影したものです。 田辺寿男さんのレンズは、人や動物や風景の 悲しみ、あきらめ、希望、よろこびを しなやかに定着しているようにおもいます。 |
「十市土人形の残像」展 3月26日〜4月30日
〜謎に満ちた十市土人形の微かな痕跡〜 南国市十市「新宮神社」で開かれた「十市土人形写真展」の写真パネル・20点ほどの 展示と人形谷に現存する土人形とその抜き型など数点の展示です。 新宮神社森国宮司をお招きして、肩の凝らない茶話会も予定しています。 けっこうアバウトな展覧会で、始まってから流動的に展開してくれることを願っています。 茶話会のこと 4月29日、森国さんを囲んで「十市の残像」みたいなことをテーマに茶話会をもちました。 興味を持たれた10人ほどの方が参加され、楽しい会になりました。 高名な歴史学者のH先生も飛び入りで見えられて、 最初は森国さんも私もプレッシャーでしたが、 そのうち、うち解けて、実りある新鮮な茶話会になりました。 「十市人形の制作されだした時期と勤王運動の時期と重なるみたいですが・・・」 「十市は勤王運動が盛んだった土地ですが・・・」とH先生からお話があり、 竜馬や半平太がよく十市へ来て、酒を飲んでいった、と 古老から聞いたことがあり、酔っぱらってつけた刀傷の話も聞かされたこともある と、森国さんも答えていました。 サテサテ、十市土人形もいろいろおもしろい展開になりそうです。 ・・・5月5日 記 |
「土のおひなさま」展 2月7日〜3月3日
華やかな衣装をまとった煌びやかなおひな様とは別に 土や紙で出来た素朴なおひな様達が多くの家に飾られていた時代がありました。 全国各地の土人形と張り子のおひな様、100組・200点(山崎コレクションより)と 草流舎で復元した香泉土人形「立ち雛」の展示です。 |
十市土人形写真展 1月1日〜1月4日 南国市十市「新宮神社」境内 |
新宮神社宮司森国さんや人形谷の人たちのご尽力で 人形谷に現存する十市土人形の写真など10数点展示の予定です。 殆ど森国さんが自分の足で歩き撮影されたものです。 高知県立歴史民俗資料館も全面的にご協力下さり、同館に収蔵されている十市土人形の 写真も展示出来ることになったそうです。 ワタシ(ひっこち)の撮った下手くそな写真も数点展示していただけるとのことです。 1,2ヶ月後、草流舎で、この展示を引き継いで「十市土人形の残像」展を開催の予定です。 |
10月3日
あきらめかけていた粘土のとれる場所が見つかった。
殆ど黒に近い色をした混じりのない極上の土のような気がする。
十市土人形のひとつの特質に「すごく軽い」ということがあるのだが、
この土でならと頷ける。
南国市十市の大きな神社の宮司Mさん(つい最近まで東京の大マスコミのジャーナリストだった
という変わった経歴をもっている)と二人で人形谷をフラフラ歩いていて偶然見つかった。
その日は、土人形の抜型の欠片も何片か見つかったり、85才になるおばあさんが
大切にしている翁と媼の素朴な土人形を見せてくれたりで、
ほんとに奇跡みたいな1日でしたね、Mさん。
写真は2枚ともMさんの撮影です。
十市土人形は100年以上前、明治の初期に廃絶したと云われています。 人形谷には、今も数体の土人形と何対かの抜型が現存しています。 この人形を制作していた昔の人達のことは、もう誰も知らず、 また書き残された資料もありません。 どんなかたちの展示になるか、まだ全く霧の中ですが、 人形谷の人たちのお力をお借りして、 ほんのおぼろげなものでも感じられる展示が出来ればと願っています。 〜遠い昔、草深い土佐にあでやかな土人形がありました〜 |
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高松市「郷土人形館」の十市土人形(H約40c) 写してきた写真を少しいじったら 鮮やかな色とリアルな表情になりました。 |
注:とらひこ先生「人形谷ー十市土人形」をご参照下さい。 |